離脱症状を軽減できる禁煙補助薬にザイバンがあります

たばこの危険性については、世界中で認識されていて、禁煙することで様々な病気のリスクを減らすことができます。
禁煙が難しい理由として、たばこに含まれているニコチンには強い依存性があることから、禁煙を開始するとニコチンによる離脱症状が起きる点があります。
ニコチンの離脱症状には、喫煙に対する強い切望感や眠気や頭痛、イライラするなどの症状が挙げられます。
離脱症状を軽減できる禁煙補助剤として、ザイバンという医薬品があります。
ザイバンはイギリスの医薬品会社が開発した禁煙補助剤で、主成分であるブプロピオンは元来であれば抗うつ剤として開発されたものでしたが、
禁煙効果も得られることがわかったために、現在では禁煙治療薬のザイバンとして販売が行われています。
ザイバンには成分としてニコチンが含まれていないことで、アメリカ食品医薬品局であるFDAの認可を受けています。
海外では10年以上前からザイバンの処方は行われており、禁煙に高い効果を発揮しています。
たばこを止められない人への効果が高く、ニコチンパッチなどのニコチン製剤を使用した置換療法を行ったときと比較した場合には、2倍の効果があると言われています。
禁煙をした際に多く起きる症状として体重の増加がありますが、ザイバンの服用によって禁煙をすることで、体重の増加を軽減できる働きもあります。
ザイバンの服用時に大切なことは、噛まずに飲むこととされており、1日のうちに2回使用するときには、8時間以上あけて服用する必要があります。
65歳以上の年齢の方の場合や、肝臓や腎臓に疾患のある人は1日1回の用量が望ましいとされています。
他の禁煙補助剤として知られているチャンピックスとの併用を行うことはできませんが、ニコチンガムなどとの併用は認められています。